組合長挨拶と経営理念・経営方針

組合長挨拶

組合長 小林肇JA大潟村のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
大潟村は、戦後食糧難を解消するために八郎湖を干拓し、昭和38年に誕生した村です。全国から589名が「日本のモデル農村」建設のために入植しました。第1次入植事業が始まって50年あまりが経過し、ほとんどの経営者は後継者世代となりました。
JA大潟村は、昭和45年に設立され、合併もせず運営してこられたのは、農家個々の協調性と自立志向の経営力があったからだと思います。
また、農家の為により安い資材の提供を心がけ、「農家組合員に選ばれる農協」という農協理念を歴代役員が実践してきた事が今日の農協運営の礎になっています。
JA大潟村組合員の所有水田面積は約9,000haあり、約80万俵のお米が生産されています。
しかし、稲作専業農家群にありながら米の販売事業を持たない全国でも珍しいJAです。入植当時15haの水田が配分され稲作大規模経営がスタートしましたが、個々の農家経営が力強く離農者がいないため、面積拡大が難しいという課題があります。それと同時に、後継者はしっかりと確保され耕作放棄地がないという、全国でも珍しい村となっています。
大潟村以外の地域では、数少ない担い手に水田面積が集約されており、大潟村以上の大規模水田農家が多数出てきています。大潟村は、規模拡大は難しい反面、多収技術による低コスト化や減農薬栽培、JAS有機栽培などの特別栽培技術を持っています。
後継者世代がしっかりと確保されているので、今後50年先も日本の食糧基地として機能し、高品質で安全安心な農産物を提供できる産地であり、農村機能も維持できる「真のモデル農村」として頑張ってまいります。
このホームページを通じて、農家組合員の持続可能な農業を支えるために、最新の農政や農業政策の情報を提供してまいりますので、引き続きご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。

経営理念

〔基本理念〕

JA大潟村は、人と自然を大切にし、社会の発展と豊かな暮らしの実現に貢献してまいります。
◇JA大潟村は、人を大切にします。
◇JA大潟村は、自然を大切にします。
◇JA大潟村は、社会の発展に貢献します。
◇JA大潟村は、豊かな暮らしの実現に貢献します。

〔基本姿勢〕

◇みなさまから信頼されるJA
◇地域から必要とされるJA
◇社会に誇れるJA  をめざします。

経営方針

◇農業振興と地域社会への貢献

農業をめぐる環境は農業従事者の高齢化等極めて厳しい状況になっています。JAには、地域農業の特性を活かした基本目標を設定し、これらの実践を通じて農家所得の向上、地域の活性化等が求められます。
当JAは、「夢と活力ある農業・地域社会」の実現のため、地域特性を活かした農業振興と心のゆたかさを実感できる生活環境の提供に努めます。

◇組合員と消費者の満足度向上

JAは日常生活のあらゆる場面に密着した事業を営んでいます。各種商品やサービスが多様化・高度化するなかで、利用者のニーズは安全、安心でかつ健康志向になってきており、またゆとりを重視する傾向が見られます。
当JAは、JAが提供するサービスの質を高め、組合員と消費者のニーズに応えた、真心のこもった商品・サービスの提供に努めます。

◇信頼と期待に応える経営

信用・共済事業依存型の収支構造からの脱却と、より効率的・効果的な事業運営の確立が必要です。
当JAは、「強靱な経営体質」と「透明感のある組織運営」を構築するため、財務体質の健全性向上に努め、リスク管理態勢の確立とコンプライアンスを重視した職場づくりに取り組みます。

JA大潟村のご案内

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